群青アンビバレンス

窓から空を眺めていたり砂浜で海を眺めていたりしてると一日が終わる。そんな日常。

文章というものは人生を彩るスパイスのひとつである

 先日、ブックマークを整理している最中おもしろいサイトを見つけた。多分何年か前に見かけたものだと思う。

 文体診断ロゴーン

 自分の文章を入力すると、有名な人たちの中で自分の文体に似た人物をピックアップしてくれるというものである。詳しい仕組みはわからないのだけど、この手の診断でよくあるランダムな結果ではなく同じ文章を入力すると同じ結果が返ってくるので一定の基準は守られているようである。

 さあ、ちょっと試してみようかと自分のブログの文章を張り付けてみた。


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 有島武郎だらけである。意図的にピックアップしているわけではなく、ひな祭りの時の記事以外は大体彼がいた。ちなみに「たけお」である

 彼に関して知ってることといえば『或る女』を書いた人ということと、女と心中したということくらいである。気になって調べてみると『白樺派』という文字を見かけてなるほど確かに学生時代そんな勉強をしたような気がしてくる。ちなみに軽井沢で心中したらしい。

 大体の記事で読みやすさがE判定なのでまあ、読みにくいのかななどと思いつつ。文章の硬さに関してはEではあるが柔らかいという評価なのであながち硬いのが正解ではないのかなと思った。表現力と個性に関しては結構どんなものでもAになるのでよほどコピペではない限りいいけっかがでるのかな、と。

 よくよく見てみると、46人ほどのデータらしいので偏るのもまあ必然ではありそう。似ているというのならすこし読んでみるのもいいかなという感じがしたので今度本屋に立ち寄ったら探してみようと思う。

 それよりもワーストに出ている吉川英治阿川弘之石川啄木を読んだ方がいいのかもしれない。ただまあしかし学がないものでなにを書いた人らかがわからない。

 啄木は一握の砂だということはわかるが、詩人である。土俵が少し違うかな、と考えたりしたがどちらかといえば僕も土俵はポエムよりかもしれない。結核で亡くなった。

 吉川英治は『宮本武蔵』らしい。横浜の出身らしく、同郷らしい。癌で亡くなった。

 阿川弘之に関しては著書を見ても知っているタイトルがなにひとつみあたらない。なるほどワーストに出てくるわけだ。彼に関しては亡くなったのはつい最近の2015年で老衰らしい。ニュースで名前を見たかもしれない。覚えていないのだが。

 ともあれ文豪と呼ばれる人というのは案外少ないのだなと思った。単純な話、死後になってからでないとその称号を与えられないのだろうなという話なのだろうけど。

 ともあれこの診断、気になった人は自分の文章で試してみると面白いかもしれない。Twitterにも対応しているがこちらは詳しい結果がでないので少し長めな文章を書いてみることをおすすめする。

 文体診断ロゴーン

早起きをしたのでこれを書いているが今日は少し日の出が遅い。では、また。